「夏のサウナ、なんだかいつもより”ととのわない”気がする」
15年サウナに通っていますが、これは私自身も毎年感じることです。冬は外気浴に出た瞬間の気持ちよさが格別なのに、夏は同じように水風呂に入っても、あの独特の”ととのう”感覚を得づらいと感じています。
この記事では、夏に外気浴でととのいにくくなる理由と、暑い季節でもしっかり楽しむための工夫、そして気をつけたい注意点をお伝えします。
目次
夏は外気浴で「ととのう」感覚を得にくい理由
体温差の少なさが関係しているとされる
サウナで「ととのう」感覚は、サウナで上がった深部体温と、水風呂・外気浴での冷却による体温差が、血管の収縮と拡張を大きく引き起こすことで生まれるとされています。冬は外気温が低いため、この体温差が大きくなり、メリハリのある感覚を得やすいと言われています。
夏は外気温そのものが高いため、水風呂で体を冷やしても外気浴での温度差が小さくなり、冬ほどの気持ちよさを感じにくいとされています。私が毎年夏に感じる「ととのいにくさ」は、この体温差の違いが背景にあるようです。
湿度の高さも影響している
夏は湿度も高いため、汗が蒸発しにくく、体の熱がこもりやすい状態になります。外気浴で体をクールダウンさせる効果も、冬に比べると得づらくなるとされています。気温だけでなく湿度も、夏のととのいにくさに関係していると考えられます。
屋根付き・日陰のある外気浴スペースを選ぶ
直射日光を避けることが夏の外気浴の基本
夏に外気浴を楽しむなら、屋根付きか日陰のある外気浴スペースを選ぶのがおすすめです。直射日光の下で外気浴をすると、せっかく水風呂で冷やした体がすぐに温まってしまい、リラックスどころではなくなってしまいます。
施設を選ぶ際は、外気浴スペースが屋根付きかどうか、日陰になる時間帯があるかを事前にチェックしておくと、夏でも快適に過ごせます。
水風呂の温度を意識する
しっかり冷えているかを確認する
夏は施設によって水風呂の温度が上がりやすいため、水風呂がしっかり冷えているかを意識するようにしています。私の好みは15〜18度程度です。この温度帯であれば、外気温が高い夏でも十分な冷却効果を感じられます。
施設によって水風呂の管理状況は異なるので、いくつかの施設を回って自分に合った水風呂を見つけておくのもおすすめです。
夏はメンソール・ハッカ入浴剤の水風呂がおすすめ
今の時期は、メンソールやハッカの入浴剤が入った水風呂を用意している施設もあり、これがおすすめです。ひんやりとした清涼感が加わることで、実際の水温以上に体感が引き締まる感覚があります。見かけたらぜひ試してみてください。
夏でも「ととのう」感覚を得る工夫
水風呂に入る時間をいつもより長めにする
夏の外気浴を楽しむ一番の工夫がこれです。普段より気温が高い分、水風呂に入る時間を少し長めにすると、しっかり体温を下げられて外気浴を楽しみやすくなります。冬と同じ感覚で水風呂を短く済ませてしまうと、外気浴での体温差が生まれにくいためです。
もちろん無理は禁物なので、自分の体調と相談しながら少しずつ時間を調整してみてください。
ゆっくり深呼吸して目を閉じ、何もしない
外気浴中は、ゆっくり深呼吸をして目を閉じ、何も考えないようにしています。夏は暑さで気が散りやすいですが、呼吸に意識を向けることで、体温差だけに頼らずリラックス感を得やすくなると感じています。
夏の外気浴で気をつけたいこと
熱中症リスクと水分補給
夏のサウナで一番気をつけているのが、熱中症リスクと水分補給です。サウナ自体で大量に汗をかくうえに、外気温も高いため、水分補給を怠ると脱水症状を起こしやすくなります。夏バテと自律神経の関係については夏バテの原因は自律神経の乱れの記事でも詳しく書いています。
サウナに入る前後だけでなく、外気浴中もこまめに水分を摂ることを意識してください。
長時間のサウナは体調を崩しやすい【失敗談】
正直に告白すると、調子に乗って長時間サウナに入ってしまい、体調を崩したことがあります。外の気温が高い夏は、上がった体温がなかなか下がりづらく、いつもの感覚で長くサウナに入ると、体への負担が想像以上に大きくなります。
夏場は「短めに、こまめに」を意識するくらいがちょうどいいと、この経験から学びました。サウナの頻度についてはサウナの頻度は週何回がいい?の記事でも触れています。
よくある質問(FAQ)
Q. 夏はサウナに入らないほうがいいですか?
A. 入ってはいけないわけではありませんが、夏場は水分補給と時間の調整がより重要になります。体調が優れないときは無理をせず、短めのサウナと十分な水分補給を心がけてください。
Q. 水風呂の温度はどれくらいがいいですか?
A. 好みによりますが、私は15〜18度程度が心地よいと感じています。冷たすぎると体への負担が大きくなるため、自分の体調に合わせて無理のない温度を選ぶのがおすすめです。
Q. 外気浴の時間はどれくらいがいいですか?
A. 「もう少しいたい」と感じるくらいで切り上げるのが目安です。夏は暑さで長居しすぎると逆に体力を消耗するため、涼しい場所で無理のない時間にとどめるのがおすすめです。
Q. 夏バテ対策とサウナは関係ありますか?
A. 関係があると感じています。サウナの温冷交代浴は自律神経を整えるトレーニングになるとされており、夏バテの原因である自律神経の乱れへの対策としても役立つ可能性があります。詳しくは夏バテの記事で解説しています。
まとめ
夏の外気浴がととのいにくいのは、体温差や湿度の影響とされています。屋根付き・日陰のスペースを選び、水風呂の温度と時間を意識するだけで、暑い季節でもしっかりととのう感覚を楽しめます。
ただし夏は熱中症リスクも高まる時期です。水分補給を忘れず、無理のない範囲でサウナを楽しんでください。
参考情報
※本記事は個人の体験談であり、医療・健康アドバイスを目的としたものではありません。サウナの利用は体調と相談し、水分補給をこまめに行ってください。体調に不安がある方は医師にご相談ください。


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