秋の作り置きレシピ【根菜ときのこを使い切る仕込み方】

食で整える

秋は根菜ときのこが安く手に入る季節です。どちらも日持ちしやすく、まとめ買いして仕込んでおくのに向いています。

私は週末にまとめて2〜3品作っておき、平日は温めるだけにしています。基本的な考え方は平日を楽にする作り置きレシピの記事に書いたので、この記事では秋の食材に絞って、根菜ときのこを使い切る仕込み方を紹介します。

秋の作り置きは根菜ときのこが主役

日持ちするからまとめ買いできる

根菜は日持ちする食材です。泥付きのごぼうやれんこんは洗わずに保存すれば長持ちし、里芋も常温で1ヶ月ほどもちます。選び方と保存の詳細は秋の根菜の選び方の記事にまとめています。

つまり、買ってきた日に全部調理しなくてもいいということです。作り置きのハードルが下がるので、忙しい時期でも無理なく続けられます。

きのこは冷凍するとうまみが増す

きのこは作り置きと相性が抜群です。冷凍すると保存期間が1ヶ月ほどに延びるうえ、水分が膨張して細胞壁が壊れることで、うまみを引き出しやすくなるとされています。秋の食材の選び方の記事でも書きましたが、きのこは冷凍を前提に買っていい食材です。

仕込みは「切って分ける」だけでもいい

調理まで済ませなくても作り置きになる

作り置きというと、おかずを完成させるイメージがあるかもしれません。ただ、平日の負担を減らすという意味では、切って小分けしておくだけでも十分に効果があります。

料理でいちばん面倒なのは、実は切る作業と後片付けです。週末にまとめて切っておけば、平日は火にかけるところから始められます。

🍄 冷凍きのこミックス

⏱ 準備:5分|調理:0分|保存:冷凍で約1ヶ月

材料 分量
しめじ1パック
まいたけ1パック
えのき1袋
しいたけ(あれば)2〜3枚

作り方

  1. きのこは洗わず、汚れが気になる部分だけキッチンペーパーで拭く
  2. 石づきを落とし、食べやすい大きさにほぐす・切る
  3. 数種類を混ぜて冷凍用保存袋に入れる
  4. 空気を抜いて平らにならし、冷凍する

💡 凍ったまま鍋やフライパンに入れて使えます。解凍すると水分が出るので、解凍せずに加熱するのがポイント

きのこは洗わずに拭く

仕込むときの注意点は水気です。きのこは水分があると傷みやすくなるので、洗わずにキッチンペーパーで汚れを拭き取ってから保存します。冷凍する場合も同じです。

味噌汁の具として冷凍しておく

私は毎朝味噌汁を作っているので、冷凍きのこは味噌汁の具としても使っています。凍ったまま鍋に入れられるので、朝の作業が増えません。味噌汁の作り方は毎日の味噌汁で腸活の記事で紹介しています。

根菜も同じで、いちょう切りにして冷凍しておけば、味噌汁にも煮物にもそのまま使えます。豆腐や油揚げを足せばタンパク質も補えます。食材でタンパク質を摂る考え方はプロテインに頼らずタンパク質を摂る方法の記事に書いています。

しっかり作るなら、酢を使った一品

もう一品、日持ちを重視するなら酢を使ったものがおすすめです。酢を使った料理は日持ちしやすく、味の濃い作り置きが続いたときの箸休めにもなります。

🥢 れんこんの甘酢漬け

⏱ 準備:10分|調理:5分|保存:冷蔵で4〜5日

材料 分量(作りやすい量)
れんこん200g
酢大さじ4
砂糖大さじ2
塩小さじ1/3
水大さじ2
赤唐辛子(お好みで)1本

作り方

  1. れんこんは薄いいちょう切りか半月切りにし、水に5分さらす
  2. 鍋に湯を沸かし、れんこんを1〜2分ゆでてざるに上げる
  3. 酢・砂糖・塩・水を混ぜ、甘酢を作る(砂糖が溶ければ加熱不要)
  4. 熱いうちのれんこんを甘酢に漬け、輪切りにした唐辛子を加える
  5. 粗熱が取れたら清潔な保存容器に移し、冷蔵する

💡 酢を使うので日持ちしやすく、味の濃い作り置きの箸休めになります。翌日以降のほうが味が入って美味しくなります

れんこんは秋が旬なので、この時期は特に手に入りやすい食材です。薄く切ってゆでるだけなので、手間もかかりません。

秋の作り置きで気をつけること

涼しくなっても油断しない

秋になると涼しくなるので、つい保存が雑になりがちです。気温が下がっても、常温で長時間放置すれば傷みます。粗熱を取ったらすぐ冷蔵庫に入れる、という基本は夏と変えないほうが安全です。

保存容器を清潔にしておくこと、取り分けるときに清潔な箸を使うことも同じです。私も以前、容器の扱いが甘くて失敗したことがあります。その経験は作り置きレシピの記事に書きました。

作りすぎない

もうひとつは量です。食べきれない量を作ると、結局傷ませてしまいます。冷蔵で食べきれる分と、冷凍に回す分を最初に決めておくと無駄がありません。

よくある質問(FAQ)

Q. きのこは冷凍すると食感が変わりませんか?

A. 生のものと比べるとやわらかくなります。炒め物で食感を楽しみたいときは生のほうが向いていますが、味噌汁や煮物、スープなど汁気のある料理なら気になりません。用途で使い分けるのがおすすめです。

Q. 冷凍したきのこは解凍してから使いますか?

A. 解凍せず、凍ったまま加熱してください。解凍すると水分が出てべちゃっとしてしまいます。凍ったまま鍋やフライパンに入れられるので、そのほうが手間もかかりません。

Q. 根菜は切ってから冷凍しても大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。れんこんやごぼうは水にさらしてあくを抜き、水気を拭いてから冷凍します。味噌汁や煮物にそのまま使えるので、平日の調理がかなり楽になります。

Q. 作り置きはどれくらい日持ちしますか?

A. 冷蔵なら2〜3日、酢を使ったものは4〜5日が目安です。冷凍なら1ヶ月程度もちます。いずれも容器を清潔にし、粗熱を取ってから保存することが前提です。少しでも状態がおかしいと感じたら食べないでください。

まとめ

秋の作り置きは、根菜ときのこを中心に考えると無理がありません。きのこは切って冷凍するだけでうまみが増し、根菜は日持ちするのでまとめ買いに向いています。

完成したおかずを並べなくても、切って小分けしておくだけで平日はかなり楽になります。まずは冷凍きのこミックスから試してみてください。夏場の食欲がない時期のレシピは夏バテで食欲がない日でも食べられる記事にまとめています。

参考情報

厚生労働省 e-ヘルスネット

厚生労働省 食中毒に関する情報

※本記事は個人の体験談です。保存期間の目安は環境によって変わります。食材の状態を確認し、異変を感じた場合は食べないでください。

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