習慣化に効いた道具4選【しおり・サウナハット・記録アプリ】

心を整える

最近、ゴッホの「星月夜」が描かれたしおりを買いました。値段も大したものではありません。それだけのことなのに、本を開くのが楽しみになり、読書の意欲そのものが上がりました。

振り返ってみると、私が続けられている習慣には、たいてい「これがあるから続いている」という道具があります。この記事では、習慣を続けるために道具に頼るという考え方を、実際に使っているものと一緒に紹介します。

しおりを変えただけで読書の意欲が上がった

それまではスピン(本に付いている紐)を使っていた

これまでは、本に最初から付いている紐をそのまま使っていました。あの紐には「スピン」という正式な名前があり、栞紐(しおりひも)とも呼ばれます。日本独自の呼び方だそうです。

スピンは本に固定されているので落ちる心配がなく、よくできた仕組みです。ただ、すべての本に付いているわけではありません。付いていない本では、手近な紙を挟んで代用することになります。

ゴッホ「星月夜」のしおり

あるとき、しおりにもいろいろな種類があることを知りました。調べているうちに見つけたのが、ゴッホの「星月夜」のしおりです。完全に一目惚れで、買いました。

読書のために何かを買ったのは、これが初めてでした。

本を開くのが楽しみになった

使ってみて驚いたのは、しおりを挟むという動作そのものが楽しくなったことです。読み終わってしおりを挟むとき、次に本を開いてしおりを外すとき、そのたびに好きな絵が目に入ります。

読書のペースが劇的に変わったわけではありません。ただ、本に向かう気持ちが少し軽くなりました。読書を習慣にするコツは読書を習慣にする方法の記事に書きましたが、そこに「気に入った道具を使う」という項目を足したい気分です。

なぜ道具があると習慣が続くのか

道具が「始めるきっかけ」になる

習慣が続かない一番の理由は、続ける力がないことではなく、始めるまでのハードルが高いことだと感じています。やる気を出すより、始めるきっかけを用意するほうが現実的です。

気に入った道具は、それ自体が「使いたい」という理由になります。しおりを使いたいから本を開く。この順番でも、結果として読書は進みます。

「せっかく買ったから」も立派な動機になる

お金を出して買ったものは、使わないともったいないという気持ちが働きます。これは意志の力とは別のところで動く仕組みなので、自分の意志に頼らずに続けられるという点で優秀です。

なお、これは私の体感であって、研究にもとづく話ではありません。ただ、続いている習慣を並べてみると、どれにも道具が関わっているのは事実です。

「これがあるから続いている」私の道具

サウナハット:サウナを快適にしてくれる

サウナに15年通っていますが、サウナハットを使い始めてから、長く快適に過ごせるようになりました。頭が熱くなりすぎるのを防いでくれるので、無理なく座っていられます。選び方はサウナハットの選び方とおすすめの記事にまとめています。

記録アプリ:節酒を続ける土台になった

毎日飲んでいたお酒を週2に減らせたのは、記録アプリのおかげです。飲んだ日を記録するだけで、自分の飲酒量を客観的に見られるようになりました。詳しくは節酒が続かないなら「記録」から始めようの記事で書いています。

自宅の筋トレ用品:やらない理由をなくす

自宅で筋トレを続けるために揃えたものもあります。目に入る場所に道具があると、それだけで「やるか」という気持ちになります。自宅筋トレを続けるために揃えておくもの3選の記事で紹介しています。

しおり:読書を楽しみにしてくれる

そして今回のしおりです。値段でいえば一番安いものですが、効果は他の道具に負けていません。寝る前の読書時間については寝る前の読書で睡眠の質は変わる?の記事、読んでいる本は東野圭吾おすすめ5選の記事で紹介しています。

道具選びで意識していること

高いものから始めない

続くかどうか分からない段階で高価な道具を買うのは危険です。使わなくなったときの損失が大きく、「あれだけ出したのに」という気持ちが次の挑戦の邪魔になります。

まずは手を出しやすい価格帯から始めて、続いたら買い替える。しおりのように数百円で試せるものなら、失敗しても痛くありません。

性能より「好きかどうか」で選ぶ

習慣を続けるための道具は、性能よりも自分が気に入っているかどうかを優先していいと思っています。使うたびに気分が良くなる道具は、それだけで使う理由になるからです。

しおりを機能だけで選ぶなら、本に付いているスピンで十分です。それでもゴッホの絵を選んだのは、好きだからという理由だけでした。

買っただけで満足しない

一番気をつけたいのがこれです。道具を揃えた時点で満足してしまい、肝心の習慣が始まらないことがあります。買った日にまず1回使う、というところまでをセットにしておくのがおすすめです。

道具はあくまできっかけであって、続けるのは自分です。習慣そのものの続け方は習慣化が続かないと悩む人への記事で書いています。

よくある質問(FAQ)

Q. 道具に頼るのは意志が弱いということですか?

A. そうは思いません。意志の力だけで続けようとするほうが、かえって難しいと感じています。道具で始めるハードルを下げるのは、仕組みで解決するということです。

Q. どのくらいの金額のものを買えばいいですか?

A. 失敗しても痛くない金額から始めるのがおすすめです。私のしおりも数百円のものです。続くと分かってから、良いものに買い替えれば十分だと思っています。

Q. 本に付いている紐の正式名称は何ですか?

A. 「スピン」と呼ばれます。栞紐(しおりひも)とも言い、スピンという呼び方は日本独自のものだそうです。本に固定されているため落ちないという利点があります。

Q. 道具を買っても続かなかった場合はどうすればいいですか?

A. その習慣が自分に合わなかっただけだと考えて、気にしないのが一番です。安いものから試していれば、損失も小さくて済みます。合わなければやめていい、というくらいの気持ちで構いません。

まとめ

ゴッホのしおりを1つ買っただけで、本を開くのが楽しみになりました。サウナハット、記録アプリ、筋トレ用品と並べてみると、私が続けられている習慣には必ず道具が関わっています。

意志の力で続けようとして挫折した経験があるなら、まず気に入った道具をひとつ買ってみるのがおすすめです。高いものである必要はありません。読書のジャンル別の楽しみ方は小説・ビジネス書との付き合い方の記事もどうぞ。

参考情報

スピン(本)/ウィキペディア

※本記事は個人の体験談です。習慣の続けやすさには個人差があります。

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